首子古墳群(くびここふんぐん)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「首子古墳群」の解説

[現在地名]當麻町大字当麻

当麻（たいま）寺北方の東方に延びる尾根上に点在する七基一群の古墳で、首子七塚とも称されてきた。昭和五一年（一九七六）、五二年の調査で八基の古墳が存在することが判明した。調査主体は當麻町教育委員会、担当は橿原考古学研究所。

一号墳は櫟山（くぬぎやま）古墳。二号墳の墳丘は削平されていたが、丘尾を切断する形で溝が半円形にめぐり、溝内から多数の円筒埴輪・家形埴輪・須恵器が出土。三号・四号墳は方墳であるが、三号墳では木棺を直葬し、四号墳では横穴式石室を主体としていた。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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