精選版 日本国語大辞典 「首きり」の意味・読み・例文・類語
くびっ‐きり【首きり】
〘副〙 (「きり」はもと助詞)
① くびばかり。
※雑俳・柳多留‐八(1773)「首っきり切ってはほうる料理人」
② くびまで。くびったけ。
③ (首まで深くはまるの意から) すっかり惚れこむさまを表わす語。くびったけ。
※歌舞伎・台頭霞彩幕(三勝半七)(1812)二幕「首っきり惚れて口説いても、いっかな側へも寄せつけぬげな」
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