餅盤(読み)ヘイバン(英語表記)laccolith

翻訳|laccolith

デジタル大辞泉 「餅盤」の意味・読み・例文・類語

へい‐ばん【餅盤】

《「べいばん」とも》マグマ地層中に貫入し、上面鏡餅かがみもち状に膨らみ、下は地層面と平行になって固結した岩体ラコリス

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

岩石学辞典 「餅盤」の解説

餅盤

上部底部も貫入された地層の層理面に沿って整合的に貫入した岩体で,貫入の結果,岩体の屋根部分は上に向って膨らみドーム状の形態を示すようになったもの.ギリシャ語のlakkosは水溜め,水槽の意味で,ギルバートが提案した語である[Gilbert : 1877].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

百科事典マイペディア 「餅盤」の意味・わかりやすい解説

餅盤【べいばん】

ラコリス

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「餅盤」の意味・わかりやすい解説

餅盤
べいばん

ラコリス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「餅盤」の意味・わかりやすい解説

餅盤
へいばん

ラコリス」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の餅盤の言及

【ラコリス】より

…供餅のように上方にふくらんだ逬入岩体。餅盤(べいばん)ともいう。水平に近い地層の間にマグマが貫入して,その上盤の地層をおし上げて,地層と整合になっている。…

※「餅盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」