精選版 日本国語大辞典 「飽せる」の意味・読み・例文・類語
あか‐・せる【飽せる】
※今昔(1120頃か)二六「『暑預粥(いもがゆ)に未(いまだ)不飽(あかず)』と被仰(おほせらる)れば、飽せ奉らむとて将(ゐて)奉たる也」
※浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)三「結構なべべ着せて、翫(もちあそび)にあかしゃうぞ」
[2] 〘自サ下一〙 あか・す 〘自サ下二〙 =あかす(飽)(二)
※浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)上「声のよいのをすぐられしも、金にあかせし吟味なり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報