飯貰(読み)いいもらい

精選版 日本国語大辞典 「飯貰」の意味・読み・例文・類語

いい‐もらい いひもらひ【飯貰】

〘名〙
① 目のふちにできる小さなはれもの。ものもらい目疣(めいぼ)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
船中で、食事世話をする人。〔日葡辞書(1603‐04)〕

めし‐もらい ‥もらひ【飯貰】

〘名〙 飯をもらい歩いて飢えをしのぐこと。また、その人。
浮世草子好色二代男(1684)五「乞食の四郎目也。〈略〉おのれは食(メシ)もらいのぶんとして慮外者としかれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android