飛電(読み)ヒデン

デジタル大辞泉 「飛電」の意味・読み・例文・類語

ひ‐でん【飛電】

稲妻いなずま稲光いなびかり電光
至急電報

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛電」の意味・読み・例文・類語

ひ‐でん【飛電】

〘名〙
① きらめくいなずま。いなびかり。
菅家文草(900頃)五・惜残菊「何以繋流年於飛電、貪晩節於早霜」 〔潘岳‐蛍火賦〕
② 至急の電報。
東西南北(1896)〈与謝野鉄幹〉将軍不誇「この勝利をばつたへたる、飛電の末に書けるやう」

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普及版 字通 「飛電」の読み・字形・画数・意味

【飛電】ひでん

いなびかり。唐・杜甫〔三川、水漲を観る、二十韻〕詩 北上唯(た)だ土山 天、窮谷に走る 火雲、出づること時無し 飛電、常に目に在り

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