顧 愷之(読み)こがいし

旺文社世界史事典 三訂版 「顧 愷之」の解説

顧 愷之
こがいし

344ごろ〜405ごろ
東晋の文人画家
画聖と称される。江蘇省無錫県の人。字 (あざな) は長康。貴族名士の肖像や故事人物を描いた。大英博物館にある『女史箴図 (じよししんず) 』は,彼の作として有名だが,唐初期の模写であろう。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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