類洞(読み)ルイドウ

デジタル大辞泉 「類洞」の意味・読み・例文・類語

るい‐どう【類洞】

肝臓脾臓骨髄などにある特殊な毛細血管内皮多数小孔がある。シヌソイド洞様毛細血管

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栄養・生化学辞典 「類洞」の解説

類洞

 →シヌソイド

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の類洞の言及

【肝臓】より

…この領域は,グリソン鞘Glisson’s sheath,または門脈域portal canalと呼ばれ,動脈,門脈の枝,小葉間胆管,リンパ管,自律神経繊維束を含み,肝門と連続している。グリソン鞘内の動脈枝と門脈枝は,それぞれ小葉内へ分岐し,両者の枝は小葉辺縁部において吻合(ふんごう)しているため,合流した門脈血と動脈血は,小葉内に張りめぐらされた毛細血管(類洞sinusoid)の網を,小葉の中心軸を走る中心静脈に向かって流れる。中心静脈の血液は,小葉を出て,小葉下静脈を経て,肝静脈へ送られる。…

※「類洞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」