顔揃(読み)かおぞろい

精選版 日本国語大辞典 「顔揃」の意味・読み・例文・類語

かお‐ぞろい かほぞろひ【顔揃】

〘名〙
① その場に来るはずの人がそろうこと。
葉書(1909)〈石川啄木〉「恰度授業が済んで職員室が顔揃ひになったところへ」
知名の人、すぐれた人などがそろって列席していること。
落語成田小僧(下の巻)(1890)〈三代目三遊亭円遊〉「此他廓(なか)の太夫師も顔揃ひでした」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android