頭燃・頭然(読み)ずねん

精選版 日本国語大辞典 「頭燃・頭然」の意味・読み・例文・類語

ず‐ねん ヅ‥【頭燃・頭然】

〘名〙 仏語頭髪のもえること。転じて、危急なこと。何よりもまず解決しなければならないことのたとえに用いる。〔往生要集(984‐985)〕
太平記(14C後)二「人間の事に於ては、頭燃(ヅネン)を払ふ如に成ぬと覚って」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android