頭煎(読み)かしらせんじ

精選版 日本国語大辞典 「頭煎」の意味・読み・例文・類語

かしら‐せんじ【頭煎】

〘名〙
煎じ薬最初に煎じた汁。一番煎じ。
※俳諧・天満千句(1676)四「ものおもひ数をくらべて男山未学〉 かしら煎しに神風恋風〈直成〉」
遊女と客との初会
評判記・恋慕水鏡(1682)一「ふかきなじみもなきに、かしらせんじよりびたつくもみちにあらず」

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