須賀城跡(読み)すかじようあと

日本歴史地名大系 「須賀城跡」の解説

須賀城跡
すかじようあと

[現在地名]行田市須加

利根川右岸の砂丘上にあったと思われるが、遺構は不明。須賀は上野と武蔵を結ぶ利根川の渡河点。結城合戦開始まもない永享一二年(一四四〇)七月一日、結城方の一色伊予守は武州北一揆と語らって利根川を越えて須賀土佐入道の宿城に押寄せ、ことごとく焼払ったという(鎌倉大草紙)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android