韋編三度絶つ(読み)イヘンミタビタツ

デジタル大辞泉 「韋編三度絶つ」の意味・読み・例文・類語

韋編いへん三度みたび

《「史記孔子世家の、孔子がえきを熟読し、韋編三度も切れたという故事から》繰り返し熱心に書を読むことのたとえ。韋編三絶さんぜつ

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精選版 日本国語大辞典 「韋編三度絶つ」の意味・読み・例文・類語

いへん【韋編】 三度(みたび)(た)

(孔子が晩年易を好んで熟読し、そのために綴じ紐が三度も切れたという「史記‐孔子世家」に見える故事から) 書物を熟読することのたとえ。韋編三絶(さんぜつ)。〔文明本節用集(室町中)〕

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