鞘割(読み)さやわり

精選版 日本国語大辞典 「鞘割」の意味・読み・例文・類語

さや‐わり【鞘割】

〘名〙
① 鞘を縦に割ること。また、そのように縦にまっぷたつにものを割ること。
洒落本・禁現大福帳(1755)五「万菊牧野は薩州の鞘割(サヤワリ)した新造」
武士を卑しめていう語。
※洒落本・南客先生文集(1779‐80)「ありゃア御やしきのネ、かのさやわりだよ」

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