デジタル大辞泉
「面廊」の意味・読み・例文・類語
めん‐ろう〔‐ラウ〕【面廊】
《「めんどう(馬道)」の音変化という》長廊下。一説に、広い板敷きの縁とも。
「―にやすらひ物申さんと」〈伽・横笛草紙〉
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めん‐ろう ‥ラウ【面廊】
〘名〙 (「めどう(馬道)」の変化した語という) 長廊下。
母屋(おもや)に通じる長廊下。一説に、広い板敷きの縁とも。
※高野本平家(13C前)四「
信連は案内者也。あそこの面道
(めんラウ)におかけては、はたときり」
※大観本謡曲・
熊坂(1514頃)「
大手をひろげて、ここの面廊、かしこの詰りに、追っかけ追っつめ、取らんとすれども」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報