デジタル大辞泉
「非常線」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ひじょう‐せん ヒジャウ‥【非常線】
〘名〙 犯罪事件、
火災などが発生した時、
犯人の
逃亡や一般民衆の立入りなどを阻止するために
地域を限定して行なわれる厳重な警戒態勢。特に、その地域に通じる
交通路に
多数の
人員を配置して行なわれる検問をいう。
※
朝野新聞‐明治二二年(1889)
一月一日「一昨年末は保安条例実施に付き一月までも非常線
(ヒジャウセン)を張るなど特に繁忙なり
しが」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報