青青・蒼蒼・碧碧(読み)あおあお

精選版 日本国語大辞典 「青青・蒼蒼・碧碧」の意味・読み・例文・類語

あお‐あお あをあを【青青・蒼蒼・碧碧】

[1] 〘形動〙 いかにも青いさま。
※前田本枕(10C終)二九二「水うち流してあをあをなる硯がめの」
[2] 〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) いかにも青いさま。また、一面に青いさま。
※風につれなき物語(13C頃)「御ぐしはあをあをとつゆくさをぬりたるとかや」
※黴(1911)〈徳田秋声五二枇杷の葉影の蒼々した部屋で」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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