青つしむ(読み)あおみつしむ

精選版 日本国語大辞典 「青つしむ」の意味・読み・例文・類語

あおみ‐つし・む あをみ‥【青つしむ】

〘自マ四〙 (「つしむ」は血が染むこと) 鬱血などで肌の色が青黒く染まる。顔や肌に青黒く斑点がつく。
※大乗阿毗達磨雑集論平安初期点(800頃)一五「想に二十種有り。謂はく、無常想〈略〉青瘀 (阿乎未ツ志米流頭)想」
※父子相迎(1321‐24)上「仙方のゆき、粉をほどこすとも、このあおみつしみたるいろをば、うづみがたし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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