雲彩(読み)ウンサイ

デジタル大辞泉 「雲彩」の意味・読み・例文・類語

うん‐さい【雲彩】

中国しん代の乾隆年間(1736~1795)に焼かれた磁器模様。また、その磁器。5色のうわぐすりが雲のように入り乱れたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雲彩」の意味・読み・例文・類語

うん‐さい【雲彩】

〘名〙 中国の清代乾隆年間(一七三六‐九五)に、景徳鎮の窯(かま)で焼いた磁器で、五色の釉(うわぐすり)が雲のように入り乱れたもの。官用窯器を焼製する監督官であった唐英の作らせた、いわゆる唐窯の製品が特に知られている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android