雨森精斎(読み)あめのもり せいさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「雨森精斎」の解説

雨森精斎 あめのもり-せいさい

1822-1882 江戸後期-明治時代の儒者。
文政5年5月22日生まれ。出雲(いずも)松江の人。大坂篠崎小竹(しのざき-しょうちく),藤沢東畡(とうがい)に,昌平黌(しょうへいこう)で安積艮斎(あさか-ごんさい)らにまなぶ。松江藩藩校修道館の教授,侍読となり藩主より雨森の姓をうける。晩年は島根県平田で塾をひらいた。明治15年9月16日死去。61歳。本姓は妹尾。名は謙。字(あざな)は君恭。通称は謙三郎。別号に精翁,老雨。著作に「静嘉独語」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android