集斑岩(読み)しゅうはんがん(英語表記)cumulophyre

岩石学辞典 「集斑岩」の解説

集斑岩

キュームロポーフィリティック(cumuloporphyritic)な構造をもつ斑状の岩石[Iddings : 1909].この岩石の組織は広い意味では集斑状(glomeroporphyritic)と同じで,斑状岩中の斑晶多数密集して,それより細かい結晶中に存在する組織をいう.密集している結晶は必ずしも同一鉱物種とは限らない.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android