隠駕籠(読み)かくれかご

精選版 日本国語大辞典 「隠駕籠」の意味・読み・例文・類語

かくれ‐かご【隠駕籠】

〘名〙 扉のない町駕籠や辻(つじ)駕籠
随筆・大尽舞考証(1804)考余「かくれかごは元より戸なき拵なり。元祿の末二丁立の早舟御禁制によりて、辻駕籠といふ物専ら世に時花(はやり)しかば当時猶用之。本名町駕籠、古名かくれかご。今俗にハイ駕籠といふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android