隠食(読み)かくしぐい

精選版 日本国語大辞典 「隠食」の意味・読み・例文・類語

かくし‐ぐい ‥ぐひ【隠食】

〘名〙
① 人に隠れて物を食うこと。
※俳諧・口真似草(1656)一〇「人こそしらねのどはかはけり 我袖は塩けの物をかくし喰〈正全〉」
② 人に隠れて情交すること。
浮世草子世間娘容気(1717)六「それからやみつき、大かた月に十七八度人しれずのかくし喰(グヒ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android