隠遊(読み)かくれあそび

精選版 日本国語大辞典 「隠遊」の意味・読み・例文・類語

かくれ‐あそび【隠遊】

〘名〙
※宇津保(970‐999頃)内侍督「『かくれあそびをやし侍らん』ときこえ給へば」
② 人に隠れて遊ぶこと。
※栄花(1028‐92頃)つぼみ花「ともすれば御かくれあそびの程も童げたる心地して」
③ 特に、遊廓などで遊興すること。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉初「おとといから廓(なか)へ引けこんで隠(カク)れあそびをしてゐるといふことを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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