隠居銀(読み)いんきょがね

精選版 日本国語大辞典 「隠居銀」の意味・読み・例文・類語

いんきょ‐がね【隠居銀】

〘名〙 隠居する際、隠居後の生活費として、財産の中から特に分割して持っている金。隠居分
浮世草子好色一代女(1686)四「人はしらぬ事隠居銀(ヰンキョカネ)大ぶん御座れば明日でも目をふさぎ給はば、いかなる果報にかなるべし」

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