隠れインフルエンザ(読み)かくれいんふるえんざ

知恵蔵mini 「隠れインフルエンザ」の解説

隠れインフルエンザ

インフルエンザ感染しているものの、高熱をともなわない症状のこと。熱が38度未満のままで、鼻水微熱が出る程度ケースが多いことから、インフルエンザに発症していることに気づきにくい。2010年代後半頃から注目されはじめた。咳や鼻水、喉の痛みといった症状が風邪よりも急に現れ、さらに関節痛筋肉痛倦怠感などがある場合は感染している可能性があるため、周囲への感染を防ぐためにも医療機関で受診することがすすめられている。

(2019-2-7)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報