精選版 日本国語大辞典 「陽月」の意味・読み・例文・類語 よう‐げつ ヤウ‥【陽月】 〘名〙① 陰暦一〇月の異称。陰がきわまって陽を生じる月という。⇔陰月。《季・冬》※史記抄（1477）七「十月は建亥で其卦は坤なり。純陰にしてあまりに陰が極まりて不祥なるほどに、忌て陽月と云ぞ」 〔梁元帝纂要〕② 旧暦で一年を陰と陽に分けて、三月から八月まで。⇔陰月。※元和航海書（1618）乗船之ケ条「陽月に赤雲有之、三日雨天なし。ここには、三月より八月迄、陽月とす」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
