陰虫(読み)いんちゅう

精選版 日本国語大辞典 「陰虫」の意味・読み・例文・類語

いん‐ちゅう【陰虫】

〘名〙
① 陰の季節である秋の虫。コオロギの類。
黄葉夕陽邨舎詩‐後篇(1823)七・秋月雑詠「村園秋色日凄清、籬下陰虫昼亦声」 〔顔延之‐夏夜呈従兄散騎車長沙詩〕
蝦蟇(がま)
※本朝文粋(1060頃)三・漏剋〈春澄善縄〉「陰虫吐溜。注虬箭而不窮」 〔孫綽‐漏刻銘〕

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普及版 字通 「陰虫」の読み・字形・画数・意味

【陰虫】いんちゆう

秋の虫。

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