阿毘羅吽欠裟婆呵(読み)あびらうんけんそわか

精選版 日本国語大辞典 「阿毘羅吽欠裟婆呵」の意味・読み・例文・類語

あびらうんけん‐そわか ‥ソハカ【阿毘羅吽欠裟婆呵】

連語〙 (a vi ra hūṃ-khaṃ svāhā の音訳) 胎蔵界大日如来に祈る時の呪文。「阿毘羅吽欠」は宇宙一切の生成要素である地水火風空を表わし、大日如来の内証を表わす真言。「裟婆呵」は呪文の結句で成就吉祥という意。
※車屋本謡曲・黒塚(1465頃)「おんころころせんだりまとうぎ、おんあびらうんけんそはか、うんたらたかんまん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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