阿呆げ(読み)あほうげ

精選版 日本国語大辞典 「阿呆げ」の意味・読み・例文・類語

あほう‐げ【阿呆げ】

〘形動〙 (「げ」は接尾語)
① ばかのようなさま。おろかに見えるさま。
※虎明本狂言・老武者(室町末‐近世初)「あほうげにまふ」
※いさなとり(1891)〈幸田露伴〉六八「三十越して児童(こども)らしき喧嘩騒ぎも阿房気(ゲ)なりと」
② はなはだしいさま。
※雑俳・太箸集(1835‐39)五「梅屋敷、雪隠阿房けに遠い

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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