阪谷朗盧(読み)さかたにろうろ

精選版 日本国語大辞典 「阪谷朗盧」の意味・読み・例文・類語

さかたに‐ろうろ【阪谷朗盧】

江戸末期・明治前期の儒学者、漢詩人。名は素(しろし)。字(あざな)は子絢。岡山の人。大塩中斎(平八郎)、古賀侗庵らに学び、備中後月(しつき)郡西江原村寺戸(岡山県井原市)の郷校興譲館で教授広島藩賓師を経て、廃藩後は微官として新政府に出仕した。詩文にすぐれ、紀行文をよくした。著「朗盧文鈔」など。文政五~明治一四年(一八二二‐八一

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