闕官帳(読み)けっかんちょう

精選版 日本国語大辞典 「闕官帳」の意味・読み・例文・類語

けっかん‐ちょう ケックヮンチャウ【闕官帳】

〘名〙 外記方で、欠員となっている官を記した帳。正官権官(ごんかん)とを分けて二巻とし、除目(じもく)の際にほか書類とともにこれをととのえた。
九暦‐九暦抄・天徳元年(957)正月二一日「除目儀、左大臣不闕官帳、始書任人、遺先閤命事」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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