デジタル大辞泉
「関水」の意味・読み・例文・類語
せき‐みず〔‐みづ〕【関水】
関所のほとりの川やわき水。特に、逢坂の関のほとりの川。
「あまたたび行きあふ坂の―に今はかぎりの影ぞ悲しき」〈千載・雑中〉
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せき‐みず ‥みづ【関水】
〘名〙 関所のほとりにある川や
湧き水。
関川。特に、
逢坂の関近くの川についていう。
※元良親王集(943頃か)「あさくこそ人はみるらめせきみつのたゆる
こころはあらじとぞ思ふ」
※
平家(13C前)
一一「都をばけふをかぎりの関水に又あふ坂の
かげやうつさむ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
関水
重源[ちょうげん]が佐波川を使って、木材を運び出すためにつくった水流調節の場所です。118ヶ所あったと言われますが、現在は徳地町に残るだけです。
出典 ほうふWeb歴史館防府市歴史用語集について 情報