間男本多・間男本田(読み)まおとこほんだ

精選版 日本国語大辞典 「間男本多・間男本田」の意味・読み・例文・類語

まおとこ‐ほんだ まをとこ‥【間男本多・間男本田】

〘名〙 男髷風にした女性結髪法の一つ。また、その髪型本多髷(ほんだまげ)一種で、近世天明一七八一‐八九)のころ、江戸深川の遊里で流行した。
洒落本・粋町甲閨(1779か)「『ソレ此ぢうお前が廊下で呼かけなんしたのさ』『ウウあの密夫本田(マオトコホンタ)か』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android