間延(読み)まのび

精選版 日本国語大辞典 「間延」の意味・読み・例文・類語

ま‐のび【間延】

〘名〙
① 時間的間隔本来よりも長いこと。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の花見「恐ろしく間のびのした例の調子で」
性格行動にどことなくしまりがないこと。
大道無門(1926)〈里見弴〉眸「暗闘(だんまり)になった。間(マ)のびのした、へんにギクシャクしたものだったが」

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