長命村(読み)ちようめいむら

日本歴史地名大系 「長命村」の解説

長命村
ちようめいむら

[現在地名]浜松市中里町なかさとちよう

天竜川右岸に位置。「遠淡海地志」に「大見村入合」とあるように、江戸時代初頭は大見おおみ村とともに高付されていた。その後二村に分れ、正保郷帳には長命村とあり、高一四五石余、うち田一〇二石余・畑四三石余。領主変遷大明神だいみようじん村と同じ。延宝五年(一六七七)の浜松町村家数高間尺帳では家数一六、うち役家一四。享保四年(一七一九)の国領組諸色覚帳(岡部家文書)では家数二〇、うち本百姓一九。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android