長十郎新田村(読み)ちようじゆうろうしんでんむら

日本歴史地名大系 「長十郎新田村」の解説

長十郎新田村
ちようじゆうろうしんでんむら

[現在地名]浜松市長田町ながたちよう

天竜川下流右岸に成立した新田村で、東は芋瀬いもせ村、西は松島まつしま村。長十ちようじゆう新田とも称された(「遠淡海地志」など)。慶長元年(一五九六)大塚長十郎が開発したという(河輪村誌)。袴田家系図(坂本家蔵複写本)には都田みやこだ村の袴田家分家の同人が開発したとある。正保郷帳芋瀬長十いもせちようじゆう新田とみえ高一二石余、田三石余・畑九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android