鏡浦(読み)かがみうら

日本歴史地名大系 「鏡浦」の解説

鏡浦
かがみうら

[現在地名]因島市鏡浦町

外浦とのうらの東、因島中東部海岸側にあり、ひうち灘に東面する。宝徳二年(一四五〇)刻銘のある中庄の金蓮なかのしようのこんれん寺所蔵の瓦に「鏡分 吉親部二郎 二郎太郎 太郎兵衛 三郎大夫 左近五郎兵衛 四郎右衛門 孫三郎 五郎衛門 三郎衛門」の名がみえる。

寛永一五年(一六三八)の地詰で分村され、正徳二年(一七一二)の「所務役人頭庄屋郡邑受方記」には「鏡ケ浦」として高三四・六八五石が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android