刻銘(読み)こくめい

精選版 日本国語大辞典 「刻銘」の意味・読み・例文・類語

こく‐めい【刻銘】

〘名〙 金属や石や木に刻まれた製作者名、年月日などの文字。また、それを刻むこと。〔漢書‐郊志・下〕

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デジタル大辞泉 「刻銘」の意味・読み・例文・類語

こく‐めい【刻銘】

金属器や石碑などにきざまれた製作者の名や年月日などの文字。

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普及版 字通 「刻銘」の読み・字形・画数・意味

【刻銘】こくめい

金石に刻する。〔漢書、郊祀志下〕美陽に鼎を得たり。~張敞~鼎の銘勒(めいろく)をじて~曰く、~竊(ひそ)かに傳記を以て之れを言ふに、此の鼎は殆ど大臣に襃賜する以、大臣の子孫、其の先功を銘し、之れを宮に臧(ざう)せるなり。

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