鍔元寛ぐ(読み)つばもとくつろぐ

精選版 日本国語大辞典 「鍔元寛ぐ」の意味・読み・例文・類語

つばもと【鍔元】 寛(くつろ)

刀の鍔際をゆるくし、すぐに刀を抜き放てるようにして身構える。
謡曲夜討曾我(1480頃)「打ち物の鍔元(つばもと)くつろげ、時致(ときむね)を目掛けて掛かりけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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