鍋古墳群(読み)なべいりこふんぐん

日本歴史地名大系 「鍋古墳群」の解説

古墳群
なべいりこふんぐん

[現在地名]可児市二野 鍋煎

羽崎山寺はざきやまでら横穴墓群と久々利くくり川を挟んで南側の丘陵にある。東斜面に一七基があり、三群に分けることができる。一群の三基は民間工場敷地内にあり、東面して開口する。二群四基はおお池上の東斜面に東面してある。三群は一〇基からなり、大池下の東斜面に東面して開口している。いずれも小規模な横穴で後世の改造を受け、原形をほとんどとどめていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android