錐股(読み)すいこ

普及版 字通 「錐股」の読み・字形・画数・意味

【錐股】すいこ

股(もも)を刺す。睡気さまし。〔戦国策、秦一〕乃ち夜、書を發(ひら)き、陳篋數十、太陰符の謀を得たり。伏して之れを誦し、して以て揣(しま)を爲す。書を讀みて睡らんと欲するときは、錐を引いて自ら其の股を刺し、血れて踵に至る。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報