鋳込(読み)いこむ

精選版 日本国語大辞典 「鋳込」の意味・読み・例文・類語

い‐こ・む【鋳込】

〘他マ五(四)〙 金属を溶かして鋳型(いがた)の中に流し込む。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「鉛字を組立たる活版を、其摶泥(はにつち)の上に圧し、模型をなさしめて、鉛『アンチモニー』の和剤を、其模(いかた)に鋳込むなり」

い‐こみ【鋳込】

〘名〙 溶かした金属を鋳型へ流し込んで鋳物をつくること。また、その方法。いだし。〔稿本化学語彙(1900)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android