アンチモニー

精選版 日本国語大辞典 「アンチモニー」の意味・読み・例文・類語

アンチモニー

〘名〙 (antimony) =アンチモン
舎密開宗(1837‐47)内「世に所謂安質没尼は私知彪母(スチビウム)〈原安質金と称し古へ安質王と名くるを今私かに新名私知彪母に改む以下同〉の硫黄を蘊む者なり」
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石風呂の後「四国辺の或る山から安質莫尼(アンチモニー)が出ると触れて歩いて」

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デジタル大辞泉 「アンチモニー」の意味・読み・例文・類語

アンチモニー(antimony)

アンチモン

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世界大百科事典(旧版)内のアンチモニーの言及

【アンチモン】より

…周期表元素記号=Sb 原子番号=51原子量=121.75±3地殻中の存在度=0.2ppm(62位)安定核種存在比 121Sb=57.25%,123Sb=42.75%融点=630.7℃ 沸点=1635℃比重=6.69(20℃)電子配置=[Kr]4d105s25p3 おもな酸化数=III,V周期表第VB族に属する元素。アンチモニーともいう。古代エジプトでは硫化アンチモン(輝安鉱)が医薬あるいはまゆやまつげの化粧料として用いられていたが,これをギリシア語でstibi,stimmi,ラテン語でstibiumなどと呼んでいた。…

※「アンチモニー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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