銭股(読み)ぜにまた

精選版 日本国語大辞典 「銭股」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐また【銭股】

〘名〙 銭二百文を駕籠舁(かごかき)人夫などがいう語。
浄瑠璃・百合若大臣野守鏡(1711頃)二「かごちんは、山田迄ぜにまたじゃ。御がってんでござるか」

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