銖・朱(読み)しゅ

精選版 日本国語大辞典 「銖・朱」の意味・読み・例文・類語

しゅ【銖・朱】

〘名〙
秤量(しょうりょう)単位一両の二四分の一。〔令義解(718)〕 〔説苑‐説叢〕
② (「朱」とも書く) 江戸時代貨幣の単位。一両の一六分の一。一歩の四分の一。銀目の約三匁七分五厘にあたる。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
滑稽本浮世床(1813‐23)二「旦那ヱ跡にはたった七両四分二朱(シュ)ございます」
利率名目。百分の一の歩合。一割の一〇分の一。一歩。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android