銀杏貝(読み)いちょうがい

精選版 日本国語大辞典 「銀杏貝」の意味・読み・例文・類語

いちょう‐がい イチャウがひ【銀杏貝】

〘名〙
アクキガイ科巻貝。紀伊半島以南の熱帯太平洋の、潮間帯下から約五〇メートルまでの岩礁にすむ。殻高約五センチメートルで、殻口の側方イチョウの葉の形をした長い突起が出ている。殻は厚く、白、緑、紅色など変化に富む。
② 「あこやがい(阿古屋貝)」の異名。〔語彙(1871‐84)〕
紋所の名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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