銀剣(読み)ぎんけん

精選版 日本国語大辞典 「銀剣」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐けん【銀剣】

〘名〙 銀製の剣。多く中世・近世に、神社への奉納物、祿物、引き出物などに用いられた。銀めっきのものをもいう。銀(しろがね)作りの太刀(たち)
吾妻鏡‐建久元年(1190)一一月一一日「於八幡宮、神馬一疋、銀釼一腰被之」

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