鉄砲小路(読み)てつぽうこうじ

日本歴史地名大系 「鉄砲小路」の解説

鉄砲小路
てつぽうこうじ

[現在地名]久留米市蛍川町ほたるがわまち

とおり町の北にある武家屋敷地。城外の地で、西は櫛原くしはら小路、東はてら町。御先手足軽組の組屋敷地。延宝城下図では長方形をなす区画割がみられ(小路名の記載はない)南北の街路三筋で東西の二区画に分けられる。小路への入口は南は通町四丁目から、北は寺町医王いおう寺方面につながっていたが(同城下図)、元禄九年(一六九六)の白石火事では鉄砲小路櫛原村入口まで焼けたという(米府紀事略)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android