日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 鉄明礬石(データノート)てつみょうばんせきでーたのーと 鉄明礬石 英名 jarosite 化学式 KFe3+3[(OH)3|(SO4)]2 少量成分 Na,Ca,Pb,Ag,NH4,Tl,Cu,Zn,Al,As,P,Mo,Te,Se 結晶系 三方 硬度 2.5~3.5 比重 3.13 色 黄~褐 光沢 土状、ガラス 条痕 淡黄 劈開 一方向に完全 (「劈開」の項目を参照)その他 公害物質として重要視されているため(硫酸基が遊離しやすく、その生理的影響がある)、上記のように詳しい少量成分の分析が行われている。また火星の表面物質として重要な役割を担っていることも判明している[参照項目] | 鉄明礬石 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例